美容師の8割が知らない!?左右対象にキレイに巻ける理屈。
はじめまして。
美容師としてブログを書くのは初めてでドキドキしています…
YouTubeなどのタダで見れる動画ではなくわざわざBrainに書くと言うことはできれば知られたくない技術ということです。
なぜならこれが理解できてしまうと…
簡単に巻き髪が上手くなってしまうからです。
私がヘアセットの講師として教えるときの生徒さん達は美容師としてコテを毎日使いながらも理屈を理解しておらず「すごい」とまで言う方もいらっしゃいました。(ある意味衝撃でした。)
でも確かに美容師になって、シャンプー、カラー、パーマ、カットのレッスンはあってもコテを使うレッスンなんてありません。
もはや「コテは最初から使えて当たり前」かのような雰囲気さえあります。
ですが、毎日コテを使われる方ならともかく、男性美容師や、普段スタイリングをしない方はなかなか触る機会のない物ですよね。
そうするとなかなか上手く巻けないものです。
昔お世話になった会社のヘアセットが上手い先輩は左を巻く時は右手で、右を巻く時は左手でコテを持っていました。
とてつもなく器用ですよね…
200度もあるコテを持ってお客様の頭に利き手でない方で巻くのは怖すぎる。
もちろんそれができればほぼ左右対象に巻けます。
ですが、ほとんどの人が無理だと思います。
ちなみに私はビビリなので挑戦すらせず、左右対象に巻くための方法を研究しました。
ここでは私が巻くために大切だと思う4つのことを意識して左右対象に巻けるようになってもらいます。
逆に言うと4つのことだけを意識して巻けば左右対象にキレイに巻けるということです。
★ブロッキングをきちんととること
左右対象を意識したい部分のブロッキングは左右で同じ場所同じ毛量同じ角度で毛束を持たなければいけません。
これは美容師の方ならパーマと同じ要領ですので文を読んだだけで理解できるとおもいますが、意外と難しいことですので絵は苦手ですが、図で表したいと思います。(絵の下手さはご容赦ください…)
全てを同じくらいの毛量にわけるとだいたいこのくらいのブロッキングになると思います。
そしてこれを左右同じようにブロッキングしていきます。
ここまでは簡単ですよね。
そして角度です。
角度は上下の問題もありますが前後の問題もあります。
これが巻き髪の印象の大切な部分になります。
下に下ろした状態でコテを入れればボリュームダウン、上に上げた状態で巻けばエアリー感です。
どうゆうことかと言うと落ちる位置が変わるということです。
↓
(インク漏れ汚くてすみません…)
↓
(変わらない。)
なので私はこめかみより上は上でふわっとさせてそれより下は無駄なボリュームが出ないようにダウン気味で巻くことが多いです。
そして前後の場合、私はサイドのブロックはオンベースよりも少し前で巻く方がキレイに見えると思います。(好みもあると思いますが…)
バックサイドの場合は髪の流れを前に持っていきたければ前に引き気味で後ろに流したければオンベースか後ろ気味で巻くとそっちに流れやすくなります。(内巻きは後ろにひいて巻くともたつきやすくなるので注意が必要です。)